2015年5月24日日曜日

第58回岐阜県母親大会 リニア分科会で、岐阜県に対して危険なリニア工事中止を要望

岐阜県母親大会で、リニア問題討論会

 5月24日、可児市文化創造センターで、リニア問題の分科会が開かれ、約30名が参加しました。討論会では、
① リニア問題に内在する危険性が、まったく報道されず、安全な乗り物だという事だけが強調されている。
② そもそも時速500キロで、真っ暗なトンネル内を走る乗りものは必要ない。
③ リニアのルートにあたる地権者の了解が取れてない。
④ 外国では、電磁波によるガン(特に小児ガン)の危険性が学術的に証明され、
  厳しい基準が法制化されているが日本では規制がない。
⑤ 騒音や振動による健康障害の発生が予想されるが、その具体的対策がない。
⑥ 東濃地方のウラン鉱床の放射線、黄鉄鉱による重金属の流失による人命への重
  大な影響。
⑦ 住民への説明不足。
⑧ 大深度法の誤った解釈(大深度法の適用範囲や、地下40メートルを30メー
  トルと説明)を、住民に説明したが、国会での政府法的解釈で、あわてて解釈
  を変更。(民法上の所有権に関する誤った解釈の押しつけ)。
⑨ 自然環境の取り返しのできない破壊に対する無責任。
⑩ 地権者だけの問題ではない。いずれは税金投入という形での国民全体の問題で
  ある。
⑪ 「時速500キロ以上」よりも廃線ローカル路線を復活して高齢者やこどもな
  どの弱者の利便を充実せよ。
⑫ 住民は真面目にリニアの危険性を心配しているのに、JRは真面目に答えな
  い。民主的なやりかたとは、到底言えない。
などの意見が続出しました。
 最後に、討論会のまとめとして、今年の岐阜県に対するリニア要望事項(リニア工事の中止を求める)にリニア新幹線自体の持つ電磁波の危険性や原発再稼働との直接的関連などを追加する文言を入れることが合意されました。  

 

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